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業務内容
書籍、記録集、定期情報誌の企画・編集・出版
コレステロール吸収阻害から見る脂質異常症治療
『コレステロール吸収阻害から見る脂質異常症治療』
エゼチミブに関する、現在知られているあらゆるレベルの知見を1冊に集積。
定価:¥2,000(税別)
A4判/ソフトカバー/112頁
発行日:2012/12/31
ISBN:978-4-88412-360-4 C3047
書籍販売のお知らせ
エゼチミブ(脂質異常症治療薬)に関して、現在知られているあらゆるレベルの知見が集積された1冊。
『コレステロール吸収阻害から見る脂質異常症治療』
著者情報
監修
寺本 民生 帝京大学医学部

執筆者一覧
Harry R. Davis Jr  Merck Research Laboratories,
          Merck Sharp & Dohme Corp./Merck & Co., Inc.
池脇 克則   防衛医科大学校 神経・抗加齢・血管内科
江頭 健輔   九州大学大学院医学研究院 循環器病先端医療研究開発学
江頭 正人   東京大学 老年病科・総合研修センター
大村 寛敏   順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学
倉林 正彦   群馬大学大学院医学系研究科 臓器病態内科学
島本 和明   札幌医科大学
下川 宏明   東北大学大学院医学系研究科 循環器内科学
代田 浩之   順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学
茶山 一彰   広島大学大学院医歯薬保健学研究院 応用生命科学部門 消化器・代謝内科学
出牛 三千代   東京医科歯科大学大学院 先進倫理医科学
寺内 康夫   横浜市立大学大学院医学研究科 分子内分泌・糖尿病内科学
中野 覚   九州大学大学院医学研究院 循環器病先端医療研究開発学
後岡 広太郎   東北大学大学院医学系研究科 循環器内科学
林 洋   東京有明医療大学看護学部 看護学科
平光 伸也   平光ハートクリニック
山岸 昌一   久留米大学医学部 糖尿病性血管合併症病態・治療学
山下 静也   大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学
吉田 雅幸   東京医科歯科大学大学院 先進倫理医科学
(五十音順)

書籍紹介
序 文
エゼチミブがアメリカの旧Schering-Plough社のDavis HRらにより発見されたのが1994年である。Davis HRは、私のシカゴ大学留学時代の友人であり、いち早くその発見を聞いた。そして、2002年にドイツで市販されたが、その作用メカニズムであるコレステロール吸収阻害の分子メカニズムが分からないままであった。Davis HRには、メカニズムの分からない薬剤は使いにくいと苦言を呈したのを覚えている。そして、2004年についに、その分子標的であるNiemann-Pick C1-Like 1(NPC1L1)という蛋白が同定されたのである。その努力に敬意を払いたい。そして、我が国でもついに2007年に「ゼチーア®」として発売となり、今年で5周年を迎えた。スタチンとは異なる機序ということで、一躍注目の的となった。スタチンとの併用により、強力なLDLコレステロール低下を目的とした使用法が中心となった。それはそれとして、我が国では盛んにLDLコレステロール低下作用以外の新たな作用が基礎的・臨床的なレベルで検討が進み、インスリン抵抗性改善作用、脂肪肝抑制作用など、動脈硬化発症の根幹にもかかわる良い作用を示す可能性が示されるようになった。そして、待望の治療エビデンスであるStudy of Heart and Renal Protection(SHARP)試験が2010年に発表されるにおよび、ほぼ動脈硬化抑制のためには欠くことのできない薬剤として認識されるに至っている。
本書は、まさにその歴史を詳細に示すものとして、計画された。おそらくエゼチミブに関して、現在知られているあらゆるレベルの知見が集積されているものと自負しているところである。
多くの先生方の診察・研究の一助になることを切望しているところである。
2012年12月
寺本 民生

目 次
序文 iii
執筆者一覧 iv
小腸上皮におけるコレステロール吸収のメカニズム vi
脂質治療の変遷(年表) viii
   
座談会  
「コレステロール吸収阻害から見る脂質異常症治療の変遷-過去・現在・未来-」 3
   
総論  
脂質代謝-コレステロール代謝を中心に- 11
MetS合併例の脂質管理
-ハイリスク・二次予防のLDL-C管理における コレステロール吸収阻害の意義-
17
     
コレステロール吸収阻害剤の基礎的・臨床的エビデンス  
エゼチミブの標的分子Niemann-Pick C1-Like 1の特性 25
コレステロール吸収と心血管イベント 35
食後高脂血症の意義と小腸コレステロールトランスポーター阻害剤エゼチミブの作用 41
エゼチミブの糖代謝異常に及ぼす影響 51
脂肪肝・内臓脂肪によるイベントリスク上昇とエゼチミブの効果 59
エゼチミブの血管内皮機能改善効果に対するエビデンス 65
エゼチミブによるコレステロール吸収阻害がもたらす腎保護・抗酸化・抗炎症効果 69
食事由来の酸化(劣化)コレステロールによる動脈硬化病変進展とエゼチミブの効果 73
高齢者における動脈硬化性疾患危険因子としての脂質異常症の意義とコレステロール吸収マーカーに関する知見 79
『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版』を鑑みたLDL-C管理
-エゼチミブ併用療法を用いた治療戦略-
85
大規模臨床試験を読み解く 91
患者アドヒアランスを考慮した脂質異常症の治療-エゼチミブに期待すること- 97
トピックス -Niemann-Pick C1-Like 1に関する最新知見-
C型肝炎ウイルスの細胞内への侵入経路の一つとして新たに同定されたコレステロール吸収に関わる受容体Niemann-Pick C1-Like 1
103
   
索引 107